苫小牧市植苗の道の駅ウトナイ湖内にある、ノーザンホースパーク(市内美沢)直営の食堂。
いち押しが「シーフードカレー」(税込み1100円)だ。目を引くのが、皿の中央に盛り付けられた北海道の形をした白飯。ウトナイ湖を上空から見ると北海道のような形をしていることから発案された。苫小牧産のホッキをはじめ、ホタテ、アサリ、イカ、エビと、道産を中心とする具材を使ったルーはカレーソースポットで提供され、白飯の周りに流し込んでいただく。
ルーに入れるタマネギは茶色くなるまでしっかり炒めて甘みを引き出し、こくを出すために魚介のだしを使っている。ノーザンホースパークの料理長が考案したレシピで、一口目は甘い印象を受けるが、後味はピリッとスパイシーで癖になる。スタッフの穴澤知美さん(39)は「シーフードの味をしっかり感じられるカレーです」と紹介する。
特製のたれで下味を付けたラム肉を使う「ジンギスカン丼」もお薦め。また、そばは土日曜日と祝日限定で提供しており、すべて手打ちだ。こしがあり、強い香りの二八そばで、本格的な味わいに食べた人が驚くほど。「ホッキと野菜のかき揚げそば」(同950円)などで丁寧に作られた料理の数々を楽しめる。
苫小牧市字植苗156の30。営業時間は午前11時から午後2時まで。定休日はないが、31日~1月2日は道の駅の休業に合わせて休む。電話0144(58)3310。