こしょう一振りでしまる味  苫小牧 ぶるどっく食堂 カツラーメン

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  • 2020年11月30日
開店当時から愛されているメニュー
開店当時から愛されているメニュー
大衆食堂のような雰囲気が漂う店内
大衆食堂のような雰囲気が漂う店内

 1981年にオープンし、来年7月に40周年を迎える老舗食堂。約30種類あるメニューは開店当初からほとんど変わっていない。オーナーの木村久美子さん(68)が1人で経営している。

 インターネットの口コミを見て、遠方から客が来るほど人気なのがカツラーメン(税込み800円)。しょうゆ、みそ、塩の3種類を提供し、プラス50円で「カツカレーラーメン」にすることも可能だ。

 一番人気のしょうゆは、昔ながらのあっさりめのスープに分厚いロースカツが載る。サクッと程よい揚げ加減は「油の中から持ち上げて、重みで判断する」という木村さんの確かな経験によるものだ。こしょうを一振りして食べるのがお勧め。

 味付けにこだわったというナポリタンスパゲッティ、オムライス(いずれも同650円)もいち押し。昼休みの時間はサラリーマンなどの男性客で混み合い、その後の時間帯は買い物帰りの高齢者がコーヒーを飲みながらひとときを過ごす。ビールや日本酒など、アルコール類も用意している。メニューは要望に応じてテークアウトすることも可能だ。

 苫小牧市青雲町2の19の12。営業時間は午前11時から午後8時まで。不定休。電話0144(67)6221。

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