苫小牧市内の糸井の森パークゴルフで24日、苫小牧ほっき杯大会が開かれた。遠軽や江別など市外遠方からも含めて過去最多の289人が参加して36ホール・ストロークプレーを展開。男子は94で札幌市の仁木幸男、女子はプレーオフの末、地元苫小牧の三嶋愛子が99でそれぞれ頂点に立った。
今大会は午前8時半にスタート。早朝雪が積もるほど肌寒い気温とはなったが、20~80代の幅広い年齢層の選手たちが元気にラウンドを重ねた。競技終了後には用意されたホッキ貝1810個が参加賞として配られた。
糸井の森パークゴルフで毎年人気の同大会は今年で13度目。コロナ禍で参加数が少ない年もあったが、これまでの参加選手は延べ約2900人を超え、この時期恒例の道内最大級の大会となっている。糸井の森の白岩千年オーナーは「競技以上に1年に1度の『ほっき杯』で参加者が交流を深めるイベントになってきている」と語る。優勝した仁木幸男さんは「この時期に地元でプレーできるパークゴルフ場はないので、一年打ち納めの大会で優勝できてうれしい」と顔をほころばせた。
大会の上位は次の通り。
▽男子 (2)岡音(小樽)95(3)千田(苫小牧)95(4)上林(札幌)97(5)高橋(江別)97
▽女子 (2)鵤(恵庭)99(3)柴田(当別)100(4)川瀬(江別)100(5)川口(同)100=同スコアは規定=