苫小牧港 フクラギ良型も「遠投でヒット」

  • 釣り
  • 2020年10月1日
只木さんが釣り上げたフクラギ
只木さんが釣り上げたフクラギ
港内では時折水面を魚が跳ねる”ナブラ”も。狙う目印にもなる=苫小牧港・西港
港内では時折水面を魚が跳ねる”ナブラ”も。狙う目印にもなる=苫小牧港・西港

  苫小牧港でフクラギが釣れている。沖合の秋サケ定置網漁では、数年前から多数のブリが入り込む。一部がイワシなどの小魚を追って港内に入り込んでいるもようだ。

   9月の4連休、函館から訪れた会社員の只木亮介さん(23)は、10フィート(ミディアムヘビークラス)のロッドに4000番のスピニングリールを使用したライトジギングスタイルでブリ狙い。ラインはPE2号、ショックリーダーに25ポンドのフロロカーボンを結び、岸壁から30グラムのジグをキャスト。着底後2~3回ロッドをしゃくると青物特有のひったくるようにヒットした。

   強い引きを楽しんだ末に釣り上げたのは体長約35センチのブリの若魚フクラギ(イナダ)。「水面を小魚が跳ねていて、遠投で狙うとすぐにヒットした」と只木さん。この日は、岸から60~70メートル付近で当たりが多く、40センチを超える良型も手に。「青物の引きは最高。この季節は、ライトジギングにはまってます」と笑顔で話していた。

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