苫小牧市スポーツ協会は13日、恒例の七夕イベントで笹につるした短冊163枚を樽前山神社に奉納した。同協会の荒物屋貢一事務局長らが同神社を訪れ、願い事が書かれた短冊を巫女(みこ)に手渡した。
7月上旬から今月7日までの間、白鳥王子アイスアリーナとダイナックス沼ノ端アイスアリーナの両施設に短冊や飾りを準備し、自由に願い事を記帳してもらう台を設けていた。
スケートリンクなどの施設利用者に加え、白鳥王子が本拠地のアイスホッケー・アジアリーグ、王子イーグルス選手が各自の思いをしたためた。
例年は500枚程度集めてきたが、今年は新型コロナウイルスの影響もあって激減。文面もコロナ禍の「終息」を祈る内容が目立ったという。荒物屋事務局長は「短冊に書かれていた事柄が本当に成就してほしいですね」と話していた。