幼児と小中学生を対象に「私の海」をテーマに募った全国規模の絵画コンクール、「第48回我(われ)ら海の子展」の受賞作品が発表され、千歳市立東千歳中学校3年の長島ひなたさんの作品「海の投棄物」が銀賞に選ばれた。長島さんは昨年も「苫小牧埠頭(ふとう)」を描いて金賞に輝き、2年連続の受賞となった。
同展はサークルクラブ協会、日本海洋少年団連盟主催、国土交通省後援、苫小牧民報社など協力。毎年授賞式は東京で行われ、会場は全国から集う親子連れの受賞者でにぎわうが、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から式典開催を中止した。
今回は全国から3831点の応募があり、その中から最優秀賞の国土交通大臣賞をはじめ、各団体代表名を冠した賞や金賞、銀賞など66点を選定。本道からは長島さんの作品1点が選ばれた。
受賞作品展は今後、東京・銀座ギャラリーや国交省、海に関係する全国の施設などで開催展示される。