不安

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年8月1日

 新型コロナウイルスと人間の戦いの行方はワクチンと、治療薬開発の成否に懸かっていると言われる。進む開発作業に、世界中の注目が集まっている。

 政府はきのう、アメリカの大手薬品メーカーと、6000万人分のワクチン供給で基本合意したと発表した。開発に成功すれば、来年6月までに供給する合意だ。

 先日、仮にワクチンが出来たとして、それを日本が入手できたとして、では誰から、どんな順序で接種をするのだろうと、あれこれ考えた。最初に接種を受けるのは医師や看護師など医療従事者だろう。彼らが無事で医療活動を続けられることが感染から国民を守る第一歩だからだ。異議はない。

 次は学校などで過ごし、集団感染の原因となる子どもや若者か。感染しても軽症が多いようだが、それでも感染源になるのだから油断できない。いや、やっぱり基礎疾患が多く、重症化しやすい高齢者への接種が先ではないか。いやいや、30~50代に接種して経済や生活の基礎を固めなければ。そもそも、インフルエンザのように値段と時期を決めて、最寄りの医療機関への申し込み順で接種するのだろうか。郵便で申し込み、日時を割り当てなければ希望者が殺到して大変なことになるのでは。どこが窓口になるのか。不安は広がり不安が膨らみ、止まらない。

 政府は、どんな指針を示すのだろう。医療や医薬品業界に丸投げ委託でもするのだろうか。(水)

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