第31回白老町青少年育成大会(町青少年育成町民の会主催)が16日、町中央公民館で開かれた。優良勤労青少年、読書感想文コンクールの表彰式、少年の主張などが行われた。
教育関係者や子育て世代の町民ら約180人が参加。表彰式では、白老町社会福祉協議会デイサービスセンターの介護福祉士、小間悠香さん(27)、町社協職員の平椰一さん(28)に優良勤労青少年顕彰が贈られた。読書感想文コンクールは町内の小中学生から出品された409点から29点を入選作に選び、竹浦小学校6年の千葉永和さんと白老中学校3年の本谷心さんが壇上で入選作を朗読した。
少年の主張発表では、星野暁さん(白翔中1年)、三河蓮佑さん(同2年)、江草優果さん(白老中1年)、赤川聖空さん(同2年)が平和や人生などを演題に持論を述べた。
また、しらおい子ども憲章を具現化する取り組みを、各小中学校の顕彰推進委員の児童生徒計17人が発表した。
会場には各小学校や保育園、子育て支援団体の活動を写真やポスターで伝えるコーナーが設けられ、来場者が見入っていた。
同大会は、青少年の健全育成を目的に、地域ぐるみの青少年育成活動の推進や「子どもたちの健全育成は地域から」のスローガンを掲げ、毎年この時期に開かれている。