観光インフォメーションセンターに情報発信ボード イベント ひと目で 白老

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  • 2020年7月27日
観光インフォメーションセンターにまちの情報発信ボードがお目見え

  白老町の駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)内の観光インフォメーションセンターに、町内のイベントや飲食店などの情報を観光客らに提供する専用ボードがお目見えした。近くにあるアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を見学した後、センターに立ち寄る人も多い中、施設を運営する白老観光協会は「観光客に白老の情報を知ってもらい、周遊につながれば」と期待する。

   ボード(高さ1・8メートル、幅0・9メートル)は、センター内のコミュニティールーム付近に設置。菓子店の催しや飲食店ランチメニュー、温泉ホテルが提供しているテークアウト弁当といった飲食関連の情報のほか、仙台藩白老元陣屋資料館の「木彫り熊を巡る考察展」(8月22日~9月22日)、町社会福祉協議会がポロトミンタラで開く「しらおい笑顔まつり」(8月1、2日)などイベントも案内している。

   白老観光協会は、情報を発信したい事業者や施設、団体などにボードを開放し、各自で作成したPRチラシをセンターへ持ち寄って利用してもらう形を取っている。チラシのサイズは原則A4判で、ボードの利用期間は10日程度としている。

   12日にウポポイがオープンした後、観光案内や土産品販売を行うセンターの来館者も増加。26日までに約1万6500人が訪れた。ウポポイの見学者をまちに誘導し、地域の商業観光振興を図ることが課題となっている中で、白老観光協会は「まちの旬な情報を観光客に提供する場として、事業者などにボードを有効活用してもらえれば」と言う。

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