千歳市の「サケのふるさと千歳水族館」は、初の試みでインディアン水車(捕魚車)を設置する様子をホームページ上のSNS(インターネット交流サイト)で配信している。普段は地元市民も目にすることが少ない貴重な映像が関心を集めている。
以前からビデオカメラのタイムラプス機能(低速度撮影)を活用した動画の配信を考えていた同水族館の菊池基弘館長が手掛けた。
水車の設置は、千歳川左岸の日本海さけ・ます増殖事業協会の千歳事業所の構内で19日の午前8時すぎにスタート。約1時間20分の作業を30倍速の映像を織り交ぜ2分38秒の動画に編集した。
フェイスブックの再生回数は450件を超え、「いいね」の反応も数多く寄せられた。動画投稿サイト「ユーチューブ」の再生も84回に上った。
菊池館長は「面白い映像が撮れることが分かったので、次回は水族館の作業風景を配信したい」と張り切っている。