東日本高速道路(ネクスコ東日本)北海道支社苫小牧管理事務所は、白老町で12日に開業したアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)のPR看板を道央道白老インターチェンジ(IC)の2カ所に設置した。
看板は、料金所があるIC出口と入り口付近にそれぞれ1枚ずつ設置。出口側は縦1・2メートル、横1・8メートルの大きさで、
ウポポイの公式キャラクター「トゥレッポん」やロゴマーク、アイヌ語で「こんにちは」を意味するイランカラプテの文字を描いた。入り口側は縦1・2メートル、横0・9メートルのサイズで、民族共生社会の実現を目指す国立施設ウポポイの誕生をアピールしている。
苫小牧管理事務所はウポポイ開業前、カウントダウン看板を白老ICに取り付けていたが、オープン後、施設のPRと見学客歓迎の意味を込めた新しい看板に取り替えた。同事務所は「アイヌ民族の歴史や文化が学べるウポポイへの誘客促進に向けてオール北海道で取り組んでいる中、ネクスコ東日本も協力していきたい」と話す。