天皇賜杯苫支部予選 苫市消防が優勝

  • スポーツ, 野球
  • 2020年7月20日
決勝〔トヨタ自動車北海道―苫小牧市消防署〕苫市消防署13回1死満塁、サヨナラの内野ゴロを放つ古俣
決勝〔トヨタ自動車北海道―苫小牧市消防署〕苫市消防署13回1死満塁、サヨナラの内野ゴロを放つ古俣
優勝を飾った苫小牧市消防署
優勝を飾った苫小牧市消防署

 天皇賜杯第75回全日本軟式野球南北海道大会苫小牧支部予選は最終日の18日、安平町ときわ球場で決勝を行い、苫小牧市消防署が3―2でトヨタ自動車北海道を下し、4年ぶり5度目の優勝を飾った。

 11日に開幕した支部予選には、東胆振の職域・クラブ11チームが出場し、トーナメント戦を展開した。準決勝はトヨタ自動車北海道が苫小牧市役所に1―0、苫小牧市消防署が安平町役場に2ー0でそれぞれ勝利した。

 決勝で苫小牧市消防署はタイブレーク十三回の大接戦をサヨナラ勝ち。トヨタ自動車北海道の連覇を阻んだ。

 優勝した苫小牧市消防署は、9月5日に小樽市などで開幕する南北海道大会の出場権を獲得した。

 結果は次の通り。

 ▽決勝

 トヨタ自動車北海道 

 110000000 0000 =2

 000000101 0001x=3

 苫小牧市消防署

 (タイブレーク十三回)

 (ト)田代、須藤―古一

 (苫)金谷、寒河江―信本

 (二)石井(ト)

 ▽準決勝

 トヨタ自動車北海道

 000000000 1=1

 000000000 0=0

 苫小牧市役所

 (延長十回)

 (ト)須藤、田代―古一

 (苫)佐藤、及川―中村

 (本)坂下(ト)

 安平町役場

 000000000=0

 01000100X=2

 苫小牧市消防署

 (安)國分、木下―鳥越

 (苫)山田―信本

 タイブレーク13回激闘制す 苫消防4年ぶり栄冠奪取

 4年ぶりに栄冠奪還を果たした。十三回に及ぶ激闘を制した。2番の中堅手、中村主将は「投手陣の踏ん張りに応えられてよかった」とすがすがしい表情で話した。

 消防署の打線は中盤までトヨタ自動車北海道の先発投手・田代に苦しめられた。齋藤監督は「制球がいいピッチャーで得点の糸口をつかめなかった」と話す。

 2点を追った四回から継投した寒河江が奮闘。十三回まで無失点に抑え、打線の反撃を待った。寒河江は「とにかくコントロールを意識した。低めに集めて、外と内角を投げ分けた」と振り返った。

 試合は延長に入っても決着が付かず、十三回からタイブレークにもつれた。1死満塁でエンドランを仕掛け、途中出場の古俣の一塁ゴロでサヨナラ勝ち。古俣は「三走がいいスタートを切ってくれた。勝てて本当によかった」と話した。

 南北海道大会出場権を手にした。決勝で力投した寒河江は「代表チームとして一つでも勝利を挙げることができるように準備していく。優勝を狙いたい」と話した。

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