全市民へ独自商品券支給 地元経済循環と回復に 恵庭市

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  • 2020年7月18日
商品券と利用できる店舗が表示されたポスター

  恵庭市は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ市内経済の循環と回復を目指し、最大6000円分を利用できる「(仮称)恵庭市オリジナル商品券」を全市民に支給する。

   支給対象者は8月1日現在で市の住民基本台帳に登録されている市民。発行総額は最大3億8500万円。市民1人につき1冊(額面1000円、5枚つづり)、約7万人(3万4000世帯)に支給する。総事業費は4億1800万円。

   引換券の発送は8月28日から。9月中に順次届く。引き換え期間は9月1日から2021年1月15日の郵便局の営業時間。土・日曜、祝日は「3密」回避で予約制となる。引換場所は市内の11郵便局のほか、恵み野出張所、恵庭RBP、公民館、市民会館。

   大型店は5000円分、それ以外の特定店舗は6000円分の利用ができ、それぞれ50%の利用率を想定する。

   現在、参加店舗を募集している。対象となる事業は小売業、その他販売業、飲食業、理容・美容業、建設・土木業、サービス業など。

   市内の大型店は63店舗。特定店舗は320店を目標とする。7月31日までに申し込んだ事業者は参加店一覧に掲載される。市では「商品券事業をきっかけに市内の店舗を利用してほしい」と話す。

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