北海道文教大学明清高校=札幌市南区藤野=と国内男子プロバスケットボールBリーグのレバンガ北海道は9日、恵庭市の北海道文教大学で教育連携協定を締結した。【関連18面】
来年4月に恵庭に移転開校する同校が、レバンガ北海道が発足させる18歳以下の「U18」の選手をスポーツ特待生として受け入れ、トップアスリートを目指す選手の学習面や練習環境をサポートする。高校とBリーグのチームの協定締結は初めて。
調印式では、明清高校の佐々木淑子校長とレバンガ北海道の折茂武彦社長が協定書に署名し手交した。
佐々木校長は「新たな歴史をつくるスタート年に(U18)選手を受け入れることは、生徒たちが互いに切磋琢磨(せっさたくま)でき、クラブ活動の充実につながる」と期待を寄せた。
折茂社長も「プロを目指す選手の育成強化はわれわれの課題だった。世界レベルに追い付くためスタートラインに立てる。心身とも模範になる選手を育て北海道から世界で活躍できる選手を輩出したい」と語った。