白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の入場券販売が7日、インターネット上でスタートした。ウポポイを管理運営するアイヌ民族文化財団は、公式ホームページ(HP)に手続きなどの詳細を掲載している。
新型コロナウイルスの感染予防策で入場者数を制限し、密閉、密集、密接の「3密」を回避するため、入場の事前予約制を導入した。
入場券は、同財団の公式HPからつながるオンラインチケット販売サービス「Webket(ウェブケット)」で扱う。HP内のカレンダーから入場を希望する日を選び、券の枚数を決めて申し込む。
8日午前10時から全国主要コンビニでも販売する。
中核施設の国立アイヌ民族博物館は、見学を1人1時間以内とする方針で、10日以降に博物館の入館希望時間を別途、申し込む仕組みにした。
同財団は「予約状況を見ながら直前予約や当日入場にも柔軟に対応していきたい」としている。
問い合わせは同財団誘客広報担当 電話011(206)7427。