北海道銀行千歳支店(犬養正太郎支店長)は29日、千歳市千代田町7のステーションプラザ1階に移転し、支店業務と同支店住宅ローンプラザ千歳の営業を始めた。同日は笹原晶博道銀頭取や同支店の取引企業でつくる千歳らいらっく会の藤川俊一会長、セントラルリーシングシステム(札幌市)の安達隆好社長が支店前でテープカットし、新店舗のスタートを祝った。
新店舗はJR千歳駅西口の駅舎とバスターミナルに直結する複合ビル・千歳ステーションプラザ内に開設した。セントラルリーシングが運営し医療施設や飲食店、ホテルなどが入居する。店舗面積は495平方メートルと旧店舗(660平方メートル)よりコンパクトになった。行員32人が業務に就き、現金自動預払機(ATM)3台を備える。
笹原頭取はあいさつで、来年の同行創業70周年、千歳支店開業50周年の節目に触れ「1日の利用者は2万人超の千歳駅前の一等地に開店できた。数年後には西口周辺は整備され、まさにベストポジション。この場所でしっかりと千歳の皆さんのお役に立つよう貢献していきたい」と語り、出席者と共に一層の発展を誓い合った。
千歳支店は1971年10月に市内錦町に開店。その後、千代田町4の道銀千歳ビルに移転し、今月26日まで営業していた。