「黄金時代の始まり」宣言 トランプ米大統領が就任―「米国第一」再び――国境・エネルギー政策、大転換

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  • 2025年1月21日

 【ワシントン時事】米共和党のドナルド・トランプ氏(78)は20日、第47代大統領に就任し、4年ぶりの返り咲きを果たした。就任演説で「米国第一」を誓い、成長国家としての「黄金時代が始まる」と宣言。不法移民問題やエネルギー生産を巡って「国家非常事態」を発令し、バイデン政権の政策を180度転換させる考えを示した。

 厳しい寒さのため、就任式の会場は連邦議会議事堂の外から40年ぶりに屋内に変更された。宣誓式は議事堂内のロタンダ(円形大広間)で執り行われ、ジョー・バイデン氏ら歴代大統領や経済界トップ、外国の賓客が出席。新副大統領には、前上院議員のJ・D・バンス氏(40)が就いた。

 トランプ氏は演説で「米国の衰退の終わり」と「変化の波」を強調。不法移民の大規模送還を最優先に掲げ、南部国境に軍を派遣すると明言した。

 経済政策については、「記録的なインフレを打破する」と公約。エネルギー価格を引き下げ、化石燃料増産や環境規制緩和を進める方針を示した。新政権は演説に合わせ、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱すると発表した。

 外国に新たな関税を課すとも語った。報道によると、貿易赤字に関する調査と是正を関係機関に指示し、貿易相手国・地域による不公正な慣行や為替操作に対処するよう命じる。

 対外面では「ピースメーカー(平和の構築者)になりたい」と述べる一方、「米国は成長国家となり、領土を拡大する」と表明。パナマ運河の支配や米宇宙飛行士の火星着陸を目指すと明らかにした。

 また、「政府方針として性別は男と女の二つだけとする」という考えを打ち出し、多様性を重視して性的・人種的少数派(マイノリティー)に配慮した前政権の政策を後退させた。

 トランプ氏は議会からワシントン市内のアリーナに移動し、就任式に出席するはずだった約2万人の来賓客や支持者と共に「屋内パレード」を観覧。2021年1月6日に起きた連邦議会襲撃事件の受刑者や被告人を恩赦すると発表した。

 トランプ氏は17年、大統領に就任。20年大統領選でバイデン氏に敗北、選挙結果を覆そうとした罪などで起訴されたが、取り下げられた。24年大統領選では2度の暗殺未遂を切り抜け、民主党候補で副大統領だったカマラ・ハリス氏を破った。

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