白老町文化団体連絡協議会(竹下和男会長)は18日、町中央公民館で2024年度の表彰式と交流会を開いた。加盟団体の代表者ら64人が出席し、新年のまちの文化発展を願った。
表彰式では、功績賞に輝いたいけばなみなづきの会の田中恵さん(81)のほか、日本詩吟学院北海道道南岳風会白老支部の兼近勇さん(92)と後藤サキ子さん(87)、特別賞に選ばれた同岳風会白老支部●【99cb】橋美雪さん(32)に、それぞれ表彰状と記念品を贈った。
田中さんは66年にわたる華道歴で、生け花の伝承に尽力した。兼近さんと師範の後藤さんは、数多くの詩吟愛好者を育成し、白老の詩吟文化の普及、発展に貢献した。●【99cb】橋さんは23年9月、埼玉県川口市で開かれた第29回全国優秀吟者吟道大会(日本詩吟学院主催)の独吟和歌の部に初出場し、初優勝を果たした。
交流会では、竹下会長が、えとの「へび」にちなみ「一皮むけた1年を迎えたい。互いに支え合うことが前に進み、躍進する道。調和の和と活動の輪を大切に」とあいさつ。井内宏磨教育長も祝辞を述べ、広地紀彰町議会副議長の音頭で祝杯を挙げ、歓談した。
文連協は31日から2月2日まで、第59回文化祭を同施設で開催。加盟30団体や個人の書道、絵画、写真、刺しゅう、絵手紙、生け花、陶芸、木工などを展示する。昨年10月に予定していたが、衆院選の投票所となり延期した。