尹氏支持者「恥かかせる目的」と憤り 公邸前、拘束賛成派は歓喜―韓国

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  • 2025年1月16日

 【ソウル時事】韓国の合同捜査本部が尹錫悦大統領の拘束令状再執行に踏み切った15日午前、尹氏支持者は氷点下の冷え込みの中、ソウル市内の大統領公邸前に集結。長時間にわたり、凍えそうになりながら尹氏に声援を送った。拘束の報が伝わると、「尹氏に恥をかかせるためだ」と当局への憤りをあらわに。一方、拘束を求めて集まった市民は抱き合って喜びを分かち合った。

 尹氏を乗せた車を含むとみられる車列は午前10時半すぎ、厳重な規制が敷かれ、立ち入り禁止となっていた公邸の正門を出発。約20分後、ソウル南郊の高官犯罪捜査庁(高捜庁)の庁舎に到着した。

 公邸近くに集まった尹氏支持者は集会主催者発表で約2万人。拘束に先立ち、「大統領を守る」「警護庁頑張れ」と気勢を上げた。だが、尹氏の拘束が伝わると、支持者らはぼうぜん。14日夜から公邸付近に居たというソウル近郊・仁川市の60代、全美令さんは「捜査権もなく不法に拘束することは当然だめだ。尹氏に恥をかかせ、業績を挙げるために拘束した」と捜査当局への非難をぶつけた。

 これに対し、拘束を求め集まった市民は歓喜に沸いた。両手を突き上げて喜び、「ありがとう」と言いながら手を振って警官らを見送った。ソウル市のイ・スンテクさん(60)は笑顔を浮かべながらも、「大統領を動かしたとされる金建希夫人も拘束しなければならない」と強調。軍事政権時代に警察署に連行され暴力を受けた経験があるといい、「内乱の当事者や関係者は必ず処罰してほしい」と訴えた。

 捜査本部が令状執行を試みる間、公邸付近では一部の尹氏支持者らが「警察は出て行け」などと警官隊の移動を妨げ、緊迫した場面もあった。支持者らは公邸に通じる歩道に設けられたバリケードの前で警官隊ともみ合いになり、制止された。韓国メディアによると、警察は公邸周辺の安全管理のため、機動隊約3200人、バス約160台を動員した。

 一部はさらに、尹氏が取り調べを受ける高捜庁の庁舎前に移動して集会を開催。最大野党「共に民主党」の李在明代表を「拘束しろ」との掛け声が飛んだ。

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