26日に厚真町本郷のかしわ公園野球場で開かれる第18回あつま国際雪上3本引き大会に向け、同大会実行委員会(池川徹実行委員長)は14日、出場チームの組み合わせ抽選会を町商工会館で行った。今年は前年比8チーム増の56チームがエントリー。池川実行委員長が抽選箱からチーム名が書かれた紙を引き、18ブロックに振り分けた。
町内のほか、苫小牧市や札幌市などからも参加の見通し。池川実行委員長は「コロナ前の状況に戻りつつある。力のあるチームが多く、予想できない試合展開になるのではないか」と熱戦に期待する。抽選の様子は大会ホームページのユーチューブで視聴できる。
当日は午前8時30分~同9時15分に受け付け、同9時30分に開会式、同10時から予選リーグを予定している。1ブロック3~4チームに分かれて予選リーグを戦い、上位2チームが決勝トーナメントに進む。優勝チームには賞金20万円とさくら米80キロが贈られ、2~4位のチームにも賞金と賞品が授与される。
あつま国際雪上3本引きは、厚真町発祥のスポーツ。1チーム8人で対戦し、3本の綱のうち、先に2本の綱を自陣に引き込むと1セットの勝者となる。1セット40秒の3セットマッチで、2セット先取したチームが勝ち。3本のうち、どの綱に人員を配置するか、どの綱を捨てるかなど相手を見ながらの瞬時の判断が必要で、戦略が勝負の鍵となる。