白老町消防出初め式が11日、町中央公民館で行われた。消防職員や団員、婦人防火クラブ会員ら計113人が分列行進を披露し、安全安心のまちづくりへの決意を示した。
分列行進は、大塩英男町長をはじめ町の関係者が集まった観覧式で行われ、きびきびと前進する姿が同館敷地内で公開された。
式典は館内で行われ、大塩町長が「命懸けで消火や人命救助に当たる消防職員や団員への信頼は大きい。今後も防災の要として尽力を」とあいさつ。町消防団本部の本間孝一団長が「消防団は町民の生命、身体、財産を守る緊急防災の中核。日々の知識習得と技術向上に一層精進する」と決意を述べた。
消防協力企業や永年勤続消防団員など2団体延べ56個人に表彰状を贈呈した。団体は消防協力者表彰の白老清掃(丹羽智久社長)と塗装業のCREAR(和田正樹主宰)。個人は、消防庁長官表彰永年勤続章の高野慶二萩野分団分団長、日本消防協会表彰自治体消防75周年記念表彰と同功績賞の本間団長、同75周年記念表彰の髙木弘美副団長など。