白老町は今月下旬、子育てに関する行政情報や育児に役立つ情報を盛り込んだ「子育てガイドブック」を発行する。子育て中の保護者が活用できるよう育児に関する制度や施設、医療機関の情報などを掲載する。
2016年度から、制度改正などに合わせて制作、更新しており、今回は地方創生支援事業を手掛ける大阪市の企業サイネックスとの協働発行。
内容は▽妊産婦への助成▽一人親への支援▽不妊・不育治療に関する情報▽お母さんの健康管理▽産後ケアサービス▽子ども医療費助成▽保育園・認定こども園の利用手続きと各園の情報▽子育て支援施設やサークルの取り組み▽児童クラブや児童館の情報▽読み聞かせボランティア▽医療機関の案内―など。
A5判、オールカラー、60ページほどで、1200部を印刷。従来は簡易な体裁で町東町の町総合福祉センターの子育て支援課窓口に置いていたが、官民協働事業の今回は、地域事業者の広告を掲載して製本する。保育園や認定こども園への配布、子育て関連施設への設置が可能になり、情報の必要な人に届きやすくなる。電子書籍でも提供するという。