登別市登別東町の水族館登別マリンパークニクスは31日まで、今年の干支(えと)の「巳」にちなみ、ヘビを展示した神社を入館チケット売り場前に開設している。職員が木製の社(やしろ)と塩化ビニールを組み立て赤く塗った鳥居を手作りし、昨年末に設置した。
「真林(マリン)神社」ののぼりを立て、社に取り付けた水槽にアオダイショウ1匹を展示している。ヘビは脱皮する姿から「復活と再生」の象徴とされる縁起のいい動物。道内のアオダイショウは本州に比べて青みが強いといい、担当者は「スーパーヘビー級の愛と平和と豊かさが訪れますように」と来館を呼び掛ける。併設の「陸族館」では、アオダイショウを含むヘビやカメ、トカゲなど、は虫類や両生類33種76点が見られる。
正月にちなんでこのほか、紅白のしま模様が面白いニジエビス、クロオビエビス、マダイを19日まで、ニクス城4階に展示している。