2024年も残すところ一日余りとなった30日、苫小牧市内の市場やスーパーなどの商業施設は、年末年始向けの食料品を買い求める客でにぎわっている。
港町の商業施設・海の駅ぷらっとみなと市場は朝から、市内外からの買い物客でごった返し、高級な魚介類や青果などを買い求める姿が広がった。
このうち山本水産(山本英誠社長)は、家族連れを中心に買い物客が続々と訪れ、新鮮な生ウニや毛ガニ、大トロなどを抱えるように購入した。
白老町の主婦吉澤久恵さん(33)は「市場で買いたくて、ここに来た。うちは4世代で、マグロやカンパチなどの刺し身を買いたい」と品定めしていた。
山本社長(54)は「客足は例年と比べて控えめだが、28日から刺し身などを買う人が増えた」と話し、「来年も良い年になってくれたら」と願っていた。
同市場は31日も午前7時~午後1時に営業する。