苫小牧市内の商業施設で正月飾りの販売が本格化している。店頭には招き猫や米俵、「開運」と書かれた札などをあしらった縁起物が色鮮やかに並び、押し迫る年の瀬の雰囲気を演出している。
DCM苫小牧弥生店(弥生町)では、入り口付近にさまざまな種類の玄関飾りや神棚飾りなどをそろえた特設コーナーを開設。例年、11月中旬ごろから販売を開始するがクリスマスが終わった26日以降、多くの市民が買い求めていくという。
丸屋仏壇店苫小牧本店(双葉町)は、11月下旬から正月飾りを販売。企業からの問い合わせが多く、長さ1・3メートルの大型しめ飾り(約1万5000円)が人気を集めている。
大安に合わせ、しめ飾りを買いに訪れる市民も目立ち、渡部佳文店長は「重厚感ある国産のしめ飾りで、新年を迎えてみては」とアピールする。