安平町議会定例会は19日、本会議を続行し、2024年度一般会計補正予算案や町営土地改良事業分担金徴収条例の制定など議案11件を可決した。「町スポーツセンター(本館)および早来公民館(町民センター)の指定管理者の指定について」の議案1件は反対多数で否決した。
町議会事務局によると、議案の否決は過去数年間ではない。町議から「業者の選定方法が不透明」などと意見が出され、採決の結果、賛成1人、反対8人となった。町教育委員会は「再提案や再公募など対応を検討したい」としている。
町スポーツセンターと早来公民館は、25年4月から指定管理者による運営が予定されている。指定期間は25年4月から30年3月までの5年間。公募には2社が申請し、苫小牧市の事業者を指定管理者候補団体として議会に提案していた。
また、決算審査特別委員会に審査を付託した23年度各会計決算6件を認定した。