成田山瀧泉寺で22日まで 版画家 田中さん木版画展 登別

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2024年12月19日
田中さんの作品が並ぶ会場

  岐阜県土岐市出身で茨城県在住の版画家田中彰さん(36)の木版画展「登別名所十景と鉱山町の石」が22日まで、登別市中登別町の成田山瀧泉寺で開かれている。入場無料。

   展示するのは、登別市内の景色を題材とし、地域住民に取材して仕上げた版画で、最終日までに約50点を並べるという。15日は、登別沖で釣ったアブラコなど魚類をモチーフにしたり、市鉱山町で拾った石を表現したりした作品が来場者の目を引いていた。

   同展は、道内外の芸術家を白老、苫小牧、登別、室蘭の4市町に招き、まちゆかりの作品を制作して発表してもらう白老町の一般社団法人シラオイプロジェクツの事業「ゐぶりのアーティスト・イン・レジデンス」の一環。作品は午前10時~午後4時に鑑賞でき、22日は木版画で年賀状を彫るワークショップも行う。

   登別市地域おこし協力隊、新村のりこさん(47)の「暮らしを彩る匿名雑貨展」も同時開催している。ブランド名を伏せた鉄器やガラス、陶器などの雑貨が並び、一部販売にも応じている。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。