札幌大学の学生2人と留学生10人が12日、むかわ町の鵡川高校を訪れた。全校生徒134人と交流し、そば打ちや茶道体験を通じて日本文化に触れた。
同大の留学生などの訪問は、鵡川高、札大、むかわ町の三者の包括連携協定に基づく高大地域連携事業の一環で2022年から行われている。
中国やミャンマーからの留学生たちは、1年生とは地理総合の授業で学び、2、3年生には自己紹介をして自国の様子を日本語で説明した。このほか、町内で活動する古儀茶道藪内流の会員の指導でお茶を点てる体験をした。
同大経営学専攻の姚竣升(ヤオ・ジュンション)さん(22)は「むかわ町には初めてきた。アニメやドラマで見た日本の高校に憧れていた。高校生と交流できて良かった」と喜んだ。