独創的なプラン披露 あびら起業家カレッジ 最終プレゼン

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2024年12月17日
起業に向けたプレゼンテーションを行う参加者 (右から2人目)

 安平町内に移住して起業を目指す人を育成するプログラム「Fanfare(ファンファーレ)あびら起業家カレッジ」の最終プレゼンテーションが15日、早来学園まなびおで開かれた。男女4人がエントリーして審査員ら約20人の前に立ち、ジビエの新しい食文化発信や宿泊施設開業など、独創的な事業プランを披露した。

 町内在住の小川仁史さん(45)は、エゾシカの農業被害を減らすため、ジビエの加工センターを設置し、ペットフードや食肉として加工することを提案。「食肉解体処理施設を作り、食肉販売や食育体験などを行いたい」と話した。

 札幌市の竹永真佳さん(66)は、食用ウサギの畜産加工品を製造販売する案を発表し、「ウサギは安価で栄養価が高い。内臓や毛皮など有効活用できる」と述べた。

 札幌市の福津京子さん(60)は、ラジオパーソナリティーや札幌市民のインタビューを続けた経験を生かし、町の魅力発信や空き物件を活用した民泊の開業、企画制作会社を立ち上げる構想を打ち出した。「安平町では、人以外に物や事の紹介も行える」と語る。

 千歳市の百●【c59c】千明さん(36)は、2人の子どもを育てている経験から、子どもの成長に親が気付き、共に学ぶ瞬間を提供するための体験型宿泊施設やオンラインセミナーの開催といったアイデアに触れ、「宿だけでなく町全体を体験の場にすることで、地域とのつながりや町全体の経済を活性化できる」と話した。

 審査に参加した及川秀一郎町長は「実現に向けてハードルの高いアイデアもあったが、4人から素晴らしい提案が出された」と評価した。

 町によると、ファンファーレは町への移住施策の一環。今回は町外在住者3人のうち、基本的に1人を採用する。結果は年内に参加者に通知し、2025年度に地域おこし協力隊として採用する。

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