18歳以下女子アイスホッケー世界選手権 日本代表に初選出 鵡川中3年の前田楼心さん

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  • 2024年12月16日
むかわ町役場を表敬訪問した前田さん(中央)

  むかわ町の鵡川中学校3年、前田楼心(ろこ)さん(15)=町福住=が、2025年1月3~12日にフィンランドで開かれる18歳以下女子アイスホッケー世界選手権(国際アイスホッケー連盟主催)に出場する日本代表のメンバーに初選出された。「むかわ町や日本を背負い、(多くの人に)応援されるように頑張りたい」と意気込みを語っている。

   前田さんは、姉梨緒さん(21)の影響で2歳から町内でアイスホッケーを始めた。ポジションはフォワードで、小学校時代は町内のチームむかわプライズでプレーし、中学校からは苫小牧市の女子アイスホッケーチームのトヨタシグナスに所属している。

   年代別の日本代表には、7月と9月の国内合宿、11月にスイスで行われたテストマッチを経て選ばれた。

   13日に町役場を訪れ、竹中喜之町長を表敬訪問。アイスホッケーの魅力について「ぶつかり合う競技で、自分のすべてを出し切れるところ」と述べ、世界選手権への目標を「まずは得点を取りたい」と語った。

   大会後は16歳以下の女子アイスホッケー選抜チームのメンバーとして、1月下旬に韓国で試合に臨む。将来の夢について「スマイルジャパンの一員になり、五輪に出場したい」と目を輝かせた。

   竹中町長は「海外の選手と交流し、元気に帰って来てほしい」と激励した。

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