緑綬褒章を伝達 町婦人ボランティアグループ  白老

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  • 2024年12月13日
受章を喜ぶ(左から)大塩町長、舛田さん、河端さん、鈴木さん、前田さん

  2024年秋の褒章で、白老町の団体として初めて緑綬褒章を受章した町婦人ボランティアグループが11日、大塩英男町長を表敬訪問した。4代目会長の舛田多美子さん(71)、副会長の河端惠さん(76)、事務局長の鈴木恒子さん(76)、会計の前田洋子さん(76)の4人が町長から伝達を受け、喜びを語った。

   同団体は1979年、町社会福祉協議会の在宅介護サービス開始に合わせ、自宅で入浴が困難な高齢者や障害者らの着替えや移動、洗身の介助を行うボランティア団体として旗揚げした。緑綬褒章を受けたのは全国で5団体で、月4回以上のボランティア活動を20年以上続けるなど、高齢者や障害者の在宅福祉に45年間にわたって貢献したことが評価された。

   舛田会長は「受章は先輩方の活動と功績のおかげ。これからも、引き継いだ思いを大切にしながら地域福祉のために活動していきたい」と語った。大塩町長は「町を代表して敬意を表する。皆さんの活動と活力が、まちの発展につながっている」とたたえた。

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