登別市カルルス町のカルルス温泉サンライバスキー場(勝間康則支配人)は11日、従業員研修の一環で救助訓練を実施した。14日に予定する今季の営業開始を前に、利用者の安全、安心につながる取り組みとして行われた。
従業員約30人が参加。乗客を乗せたリフトが停止した想定で、ロープなどを使って乗客を地上に下ろす訓練を行い、緊急時の対応を確認した。
同スキー場は二つのリフトと、初心者から上級者まで楽しめる五つのコースがある。訓練に先立つ7日には安全祈願祭を行い、地元神社の神職がシーズン中の無事故無災害を祈願した。
開業は14日午前9時からだが、積雪が十分でないため初日は第3リフトのみ運行。利用コースにも制限を設ける。問い合わせは同スキー場 電話0143(84)2872。