北海道アイヌ協会は15日午後2時から、白老町高砂町2の白老生活館で、アイヌ民俗技術・民俗芸能伝承講座発表展示会を開く。白老やむかわ町など全道6カ所で開講したアイヌ民俗文化財伝承・活用講座の受講生による作品展示や古式舞踊、トンコリ演奏などを披露する。
同協会は今年度、北海道教育委員会から受託し、白老町、むかわ町、札幌市、帯広市、釧路市、釧路管内鶴居村の6カ所で同講座を開講。発表展示会は受講成果を披露する場として、毎年、開講した地域で開いている。
民俗技術講座の作品展示は午後2時から、各会場の受講生が制作した木彫りや刺しゅうを計約60点並べる。民俗芸能伝承講座の発表は同2時半から、白老、むかわ、札幌、釧路の受講生がイヨマンテ・リムセなどの古式舞踊やトンコリの演奏など。共に同3時半まで。入場、鑑賞無料。
問い合わせは同協会の川上さん 電話011(221)0462。