8人に修了証 介護職員初任者研修

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  • 2024年12月12日
修了証を受け取る研修参加者

  白老町社会福祉協議会(山﨑宏一会長)は10日、町東町のいきいき4・6で介護職員初任者研修修了式を行った。35~65歳の町民8人が9月2日から12月10日までの研修を終え、修了証を受け取った。

   研修は通信20日間、通学33日間の計53日間実施。介護職員としての基礎的な知識を学ぶ講義のほか、入浴や食事支援、排せつ、終末期ケアなどの実技研修を行った。感染症対策のため、事業所での実習は今年も中止した。

   一人一人に修了証を手渡した山﨑会長は「高齢化率が47%に達し、支援の必要性も増している。学んだ知識、技術を福祉業界や地域で生かし、協議会の活動にも関心を寄せてもらいたい」と呼び掛けた。

   修了者は今後、知識と技術をさらに深める実務者研修の受講や別の介護資格取得を目指すほか、家庭や町内外の介護事業所の勤務で学びを生かしていく。

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