むかわ町の穂別博物館(桜井和彦館長)は9日、「博物館で恐竜の大掃除」を行った。町内のさくら認定こども園(久保田真剛園長)の年長児10人も参加して、カムイサウルス・ジャポニクス(通称むかわ竜)やアンモナイトなどの化石についたほこりを払った。
年末の大掃除に当たり、子どもたちに恐竜や貝の化石に親しんでもらおうと企画。今年で2回目。園児たちは博物館を見学した後、はたきを手に持ち、カムイサウルスの足やモササウルスの模型を丁寧に掃除した。
参加した丹羽心誠(みま)ちゃん(5)は「お掃除が楽しかった」とにっこり。桜井館長は「恐竜や化石に興味を持ってもらえるよう、今後も続けたい」と述べた。