電力の小売事業などを手掛けるバンプーパワートレーディング合同会社(東京)は10日、むかわ町にふるさと納税で100万円を寄付した。同社のニティ・ピタックティーラタム社長(40)とグループ会社のバンプージャパン(同)の伊藤真人取締役(50)が町役場を訪れ、竹中喜之町長に目録を手渡した。
町によると、バンプージャパンは2018年6月から町二宮で太陽光発電所の運転を開始。胆振東部地震発生後の19年には町に支援物資を寄贈し、22年5月に包括連携協定を締結した。バンプーパワートレーディングが寄付を行うのは初めてで、町は高校魅力化事業に活用するという。
町長から感謝状を受け取ったピタックティーラタム社長は「むかわ町と連携を続け、サステナブル(持続可能)な会社を目指したい」と話した。