厚真町共同募金委員会は、赤い羽根共同募金に100円以上寄付した人にお礼として渡すシール3種類を初めて作成した。同委員会事務局のある町社会福祉協議会の窓口や、イベント会場に設置した募金ブースで募金者に渡しており、善意を募っている。
シールは、赤い羽根共同募金に親しみを持ってもらおうと作成した。四角形が2種類、丸形が1種類で、1辺と直径は各5センチの大きさ。
デザインは、毎年制作している同募金のピンバッジのデザインを23年に公募した際、町内で災害ボランティアとして活動した人や町民から寄せられた3案を採用した。いずれも町公式キャラクターあつまるくんが描かれ、サーフボードを背負って海を見詰めたり、赤い羽根の近くで笑顔を見せたりしている。
これまで計300枚を作り、イベントなどで約100枚を配布した。同委員会は「町内や町にゆかりのある人がデザインした。シールに親しみを持ち、運動に協力していただければ」としている。
胆振地方共同募金委員会によると、同様のシールは町のほか、白老町と登別市で作成しているという。