白老町教育委員会は9日、町内2カ所の公民館で、町民体力測定会を開く。町が2023年度から進める「元気まちしらおい100年健康プロジェクト」の一環で、今年度のスポーツ庁「運動・スポーツ習慣化促進事業費補助金」の採択を受けて実施する。
介護予防や生活習慣の改善を目的に、体組成計や各種測定機器を使い、町民個々の筋力や柔軟性、バランス感覚などの運動能力を測定する。9月に続き2回目となる今回は、新たに精神健康調査票を用いたメンタル測定も加えた。3カ月置きに測定することで体力の変化を追うことができ、担当者は「9月に来た人もぜひ参加を」と呼び掛ける。
事前に申し込めば、測定結果はその場で専門家から聞くことができ、改善点のアドバイスも受けられる。専門家は、北大大学院保健科学研究院の寒川美奈教授、日本医師会認定スポーツ医で精神科医の井上誠士郎さん、町と包括連携協定を結ぶ札幌市の総合型地域スポーツクラブ「サフィルヴァ」のスポーツトレーナー深見悠太さんの3人。
会場は、白老中央公民館(白老コミセン)が午前9時半と同10時半の2回。萩野公民館(はまないす21)が午後1時と同2時の2回。
定員は各回50人(先着順)で参加無料。予約、問い合わせは町教委生涯学習課 電話0144(85)2020。