千歳市議員連盟 安心・安全なまちPRを 市に観光事業の独自策など要望

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  • 2020年6月24日
市長に要望書を手渡す坂野会長(左から3人目)

  千歳の市議会議員でつくる千歳市観光議員連盟(坂野智会長、21人)はこのほど、山口幸太郎市長に安心・安全なまちを内外にPRするなど5項目からなる「観光関連事業を守るための要望書」を提出した。

   要望では▽観光客を促進するため国が進める「GoToキャンペーン」に合わせ、市独自のインセンティブ(刺激策)を設けること▽国内の地方空港と新千歳を結ぶ路線の維持に最大限に努めること▽集客対策として観光需要を刺激する目玉イベントの創設▽観光入り込み客数増に貢献した各種イベント開催費用の不足分の補助―を求めている。

   坂野会長はコロナ禍の長期化に触れ、「千歳の観光に活気を戻すには選ばれる魅力が不可欠。できる限り応援したい」と述べた。要望内容は17日に発足した千歳の観光を考える会会員のアンケートを参考にした。

   市長は「感染防止と経済回復の両立は難しいが、経済を立て直すことは観光都市にとって大変重要。検討し取り組みたい」とし、「来店者が何をもって安全かと判断するには『安全の可視化』も大事。感染防止に取り組む飲食店などの姿勢をアピールすることも必要」と語った。

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