苫小牧の白鳥王子アイスアリーナで22日、スケートリンクの散水作業がスタートした。指定管理者の苫小牧市スポーツ協会職員が7月1日の供用開始に向けて作業を進めている。
リンクの床面を冷やす予冷を19日に始めていた。氷の厚さが20ミリに達する見通しの26日ごろには氷割りと赤・青・ゴールなどのラインを示すテープを敷設して再度散水する。氷の厚さが45ミリほどになると完成する。
1996年の開業から25年目の節目を迎えた施設では、今月までに発光ダイオード(LED)照明や映像放映可能な電光掲示板といった設備の大掛かりな更新が完了し、リンクの供用開始と同時にこれらの運用も始める。同協会の武川諭施設管理係長は「25回目の製氷。設備のリニューアルもあったので、昨年よりいい氷にしてオープンに備えたい」と語った。