三上格(いたる)院長(61)は、日本歯科大学新潟歯学部の歯周病学教室で非常勤講師を務め、1991年3月に帰苫して開業。今では多くの人が知る歯周病に早くから着目し、日本歯周病学会認定医・歯周病専門医として活躍する。
地域の歯科医療に携わりながら、生活用品メーカーのライオンと共同で歯ブラシや歯磨き粉などのデンタル製品を研究開発。5年ほど前には義歯(入れ歯)を超音波で洗浄する同社製品の市販化にも関わるなど活躍の場は広い。
家族の勧めで歯科医を志したという三上院長が目指しているのは「生まれ育った苫小牧で歯周病を撲滅すること」。歯周病を「口腔内の生活習慣病のようなもの」と述べ、歯だけではなく口腔内の衛生状態全体を診る必要があると強調。その治療には歯科衛生士の存在が欠かせないとし、日本歯周病学会から認定を受けた2人を含む8人の歯科衛生士と連携しながら歯科医療を進める。予防では口腔内細菌の低減が重要といい、歯磨き以外に殺菌剤による洗口も推奨。子どもの頃から続けることで大人になった時の虫歯を防げるという。
歯科医院として最大の特徴は「かかりつけ歯科衛生士がいること。患者さん一人一人の生活に合った対応を進めています」と笑顔で語る。
住 所…苫小牧市旭町4の7の20
電 話…0144(35)3939
診療時間…月・火・水・金
午前9時30分~午後6時30分
水曜午後は手術。
(午後0時30分~同2時30分は昼休み)
木・土
午前9時30分~午後0時30分
日曜祝日休診。予約制。