接触アプリ

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年6月18日

 最後まで新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の対象だった本道を含む都道府県間の移動の自粛要請が、あす19日から緩和される見通しだ。社会経済活動の活発度合いが、もう一段階アップしそうだ。

 政府は感染抑制へ、患者との接触を確認できるスマートフォンアプリを近く導入する。スマホに入れると、他の端末と無線通信。至近距離にいた相手の情報が暗号化され、一定期間記録される。陽性者がアプリに情報入力すると、接触したスマホに「濃厚接触の可能性」が警告される。専門家は「人口の6割がアプリを利用すれば感染拡大を制御できる」と指摘するが、スマホを持っていない人はどうするのか。持っている人にどうやってインストールを促すか。義務ではないだけに、警告を受けた人が優先的にPCR検査を受けられるようにするなどメリットづくりが必要との意見もある。

 道も集客施設で感染者が出た際、他の利用者にメールで知らせる「北海道コロナ通知システム」を運用中だが、認知度は低い。いずれも普及には市民理解が欠かせない。自粛が緩和され、危機感が薄れていく状況ならなおさら。一度見聞きしたぐらいでは、仕組みは頭に入ってこず、個人情報保護も大丈夫だと言われても不安だ。新しい日常を見据えたコロナ対策が充実していくのは心強いが、情報弱者を取り残さない気配りと周知方法の工夫を望む。(輝)

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