苫小牧剣道連盟はこのほど、面を着けて選手同士が向かい合って行う対人稽古について、7月からの再開に向けて準備を進める方針を示した。
同連盟は9日に豊川コミュニティセンターで常任理事会を開催。全日本剣道連盟(全剣連)が10日、対人稽古の自粛を解除したことを受け、会員に資料を配布した。
これによると、6月末までは対人稽古の自粛は継続。7月再開を目指して今月中に手拭いで口を覆う「面マスク」や口や目を飛沫(ひまつ)から守るシールドの準備を進めるよう呼び掛けている。
また、小学校体育館の学校開放が再開していないことから、総合体育館利用は小中学生が所属する団体を優先することにした。8月9日に川沿公園体育館で開催予定だった夏季合同稽古会も中止とした。
同連盟の田中真人事務局長は「一日も早く満足のいく稽古ができるように対策を万全にしていきたい」と話している。