《6》 苫小牧ガイラルディア宮田樹莉亜 女子軟式野球悲願の日本一へ

  • ネバーギブアップ圏域アスリート, 特集
  • 2020年6月13日
苫小牧ガイラルディア打線の中で活躍が期待される宮田(提供)
苫小牧ガイラルディア打線の中で活躍が期待される宮田(提供)

 悲願の女子軟式野球日本一を目指す苫小牧ガイラルディア。2019年の全日本選手権では、準々決勝敗退を喫しただけでなく、前年まで6連覇していた全道大会でも優勝を逃した。09年全日本選手権準優勝のその先に到達しようと再起を図るチーム。主将を務める宮田樹莉亜(21)に課題と展望を聞いた。

 (聞き手・石井翔太)

 ―昨年の全日本選手権と秋季全道大会出場が山場だった。どんなシーズンだったか。

 全日本選手権は準々決勝敗退だった。秋季大会でも優勝できなかったことで、チーム全体のモチベーションが下がってしまった。全体練習で参加できる選手が少ない日もあり、チーム力を思ったより高められなかった。まずは選手の士気を高めて、練習をしていくことが日本一への第一歩になると思う。

 ―センターを守り、打撃では中軸も担うプレーヤーとしての昨季は。

 打撃に関してはまったく納得できていない。スタミナと筋力が落ちてしまったので、パワー不足で打球が飛ばない感覚があった。チャンスで打てず、打率も下がってしまった。改めてトレーニングを見直したい。

 ―主将就任4年目。チームのまとめ役を担ってみての感想は。

 私が入った当時は、年上の選手が多かったが、近年は中高生が増えてきた。チームの雰囲気は変わりつつある。自己主張や声出しが苦手な若い選手もいるので、そういった選手のサポートが難しいと感じることはあった。自分が率先してチームのムードをつくっていきたい。

 ―新型コロナウイルスの影響で今季は大会中止が多くなった。

 5月下旬まで練習ができなかった。(練習休止の間)私は筋力トレーニングやキャッチボールなどできる範囲で体づくりをした。他のチームも練習ができない状況だったと思う。今は個人でできることをやっていく時期。それぞれモチベーションを維持できるかが勝負になる。

 ―チームが最大の目標にしている日本一に向けて抱負を。

 全国制覇を最大の目標にしている。現時点では全国の切符は手にしていないので、まずは出場権獲得を目指したい。いつ試合ができるチャンスが来ても、ベストを尽くせるように、準備をしっかりとしておきたい。

 宮田樹莉亜(みやた・じゅりあ) 1999年生まれ。白老町出身。苫小牧総合経済高校卒業後、市内の企業に勤務。2012年に苫小牧ガイラルディアに入団し、主に野手を務める。17年に主将に就任した。

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