試金石

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年6月1日

 道は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月20日から道内に出されていた休業要請をすべて解除した。イベントの開催制限も段階的に緩和していく方針だ。ただ、道民には18日まで他の都府県や札幌市との不要不急の往来、これまでに全国でクラスター(感染者集団)が発生した施設の利用などを慎重に行うよう求めている。

 いまさらだが、不要不急とは何か。その言い回しに困惑する人はいまだに少なくないが、法に基づかない要請に具体的な目安を設けるのは難しい。東京都の小池百合子知事は不要不急の基準について以前、「きょうこの時間に必ず出て行かなければならないのか否か、別の日に変えられるかどうかが判断につながるのでは」と話していた。まあ、そういうことなのだろう。

 今回、道が休業要請の全面解除を発表した記者会見でも「慎重に」という表現をめぐり、「どんな行動を求めているのか」「例示しないのか」といった質問が相次いだ。やはり、多くの人は目安づくりを望んでいるのか。行政による細かな目安の提示が必要かどうかは分からないが、いつまで自粛すべきかはまず18日まで私たちが節度ある行動を守れるかが試金石となる。緊急事態宣言は解除されたが、新型コロナが終息したわけではない。今度は北九州の小学校でクラスターが発生した。小規模な流行は全国どこでも起こり得る。(輝)

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