タクシーで商品お届け 苫小牧観光ハイヤー、一休そばがタッグ 「デリタク」6月上旬スタート

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2020年5月28日
新たな宅配サービスへタッグを組んだ一休そばの早川社長(右)と苫小牧観光ハイヤーの酒井社長(左)

 苫小牧観光ハイヤー(苫小牧市有明町、酒井文仁社長)と一休そば(同、早川陽介社長)は、同店のメニューをタクシーで配達する「デリタク」のサービスを6月上旬にもスタートさせる。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛の動きが広がり、売り上げに苦戦を強いられている2社がタッグを組み、業績の回復と市民への新たな宅配サービスの提案を目指す。

 タクシーを使用した配送を認める国土交通省の特例措置が、緊急事態宣言の延長により9月末まで延びたことを受けて具体案が浮上した。

 サービスは有明町の一休そば総本店と、王子町の直営店、蕎麦花王子町店で実施予定。電話で注文を受けた店舗がタクシーを手配し、ドライバーが配達する商品を店頭で受け取り、代金を立て替える形で支払う。ドライバーは自宅へ商品を届け、料金を受け取る。観光ハイヤーには売り上げの一部が入る仕組みだ。

 ざる弁当(税込み400円)や天丼(同700円)など、テークアウトメニューの中から2500円以上注文した客限定のサービスとし、支払いは現金のみ。配達料は無料だが、配達エリアが店舗によって限定されている。受け付け時間は一休そば総本店が午前9時から午後8時まで、蕎麦花王子町店が午後2時まで。

 一休そばは緊急事態宣言による外出自粛の動きが強まったことで、一時売り上げが前年比の半分以下に落ち込み、テークアウトメニューの特別価格での提供や、店員が来店した客の車まで直接商品を届ける「ドライブスルー」などの取り組みを積極的に展開してきた。

 「デリタク」を提案した早川社長は「苫小牧で新たなロールモデル(手本)を作ることで、他の飲食店がコロナ禍を乗り切る参考となれば」と力を込める。苫小牧観光ハイヤーの酒井社長も「地元の企業同士で手を組むことで、お客さまのニーズに応えられるサービスを提供したい」と意気込む。

 サービスの開始日は未定だが、今後、新聞への折り込みチラシやポスティングで市民へPRを進めていく。

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