白老町教育委員会は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言の解除を受け、6月1日から町内の小中学校を再開する方針を決め、27日の臨時校長会で確認し合った。
町内の小中学校は他の自治体と同様、2月27日から臨時休校に入り、4月7日の始業式から再開。しかし、感染拡大の影響で同20日から再び休校措置を取り、国の緊急事態宣言によって期間を5月31日までとしていた。
宣言の解除で町教委は6月1日から再開し、児童生徒や教職員のマスク着用、手洗いの徹底など感染防止策を講じながら教育活動を行う。また、休校による学習の遅れを取り戻すため、夏や冬の長期休暇日数を調整して授業時数を確保することも視野に対策を検討する。
さらに修学旅行や運動会、学校祭など行事に関しては、感染防止策を取り入れながら実施できる方法や日程について検討する。
白老東高と北海道栄高も6月1日から再開する。