苫小牧市新明町の門脇建設(門脇孝靖代表)は25日、新型コロナウイルス対策事業に役立ててもらおうと、苫小牧市に500万円を寄付した。門脇代表と伊東範充専務、伊藤久志常務の3人が市役所を訪れ、岩倉博文市長に目録を手渡した。
同社は、新型コロナウイルスの地域経済への影響が深刻化する中、公共工事を受注している苫小牧市とむかわ町に対し、感染防止対策への支援を決めた。同町には21日、胆振東部地震からの復興支援を含め100万円を寄付している。
岩倉市長から感謝状を受け取った門脇代表は「苫小牧の歓楽街が悲惨な状況と聞いている。産業経済の分野で活用してほしい」と話した。