新型コロナウイルス感染防止に役立ててほしいと、神奈川県海老名市の電子機器メーカー・オウルテック(東海林春男社長)から登別市にマスク10万枚が寄贈された。
同社が本社を置く海老名市は、登別市の姉妹都市。これが縁となって同社は、登別へマスクを贈ることにした。
同社は、コンピューター周辺機器や携帯電話の充電器などを製造しているほか、マスクの輸入販売も開始。在庫の10万枚を今月21、22日に貨物の配達業者を通じて登別市へ届けた。
同市は、贈られたマスクを市内の医療機関や福祉施設、小中高校へ配布し、災害時避難所にも備蓄する。市の防災担当者は「善意に感謝しています」と話した。
同社と同市は今後、災害時協定も締結する予定。協定に基づき同社は有事の際、同市へ携帯電話充電器などを供給する。