むかわ町役場の職員でつくる管理職会、職員親睦互助会、自治労町職員組合は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、現場で奮闘する医療機関・従事者を応援しようと、北海道で進めている「エールを北の医療へ!」に参画し、3団体総額30万円を道に寄付することを決めた。
3団体はコロナの流行で、客足が遠のく町内の飲食店を支援しようと、混み合う時間を避けた少人数での外食を促す「飲食店元気アップキャンペーン」を展開中。個人または少人数、短時間での外食や一品料理、飲み物など普段より1品多いオーダー、出前や持ち帰りの利用―を庁舎内で推進してきた。
今回は、同キャンペーンに続くタイアップ企画。3団体ごとに徴収した会費などを活用してそれぞれ10万円ずつを集め、善意として今月中に寄付する予定。寄付金は消毒用アルコール、マスク、人工呼吸器、防護服を医療機関へ提供する助成事業や、軽症患者を民間施設が受け入れる宿泊療養の体制整備などに充てられるという。
担当者らは「緊急事態宣言解除後には、夜の飲食店を助けるための活動も計画していきたい」と話している。